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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第28章 *乾杯【花宮&実渕】*


花宮side



何が乾杯だくだらねぇ。
酒なんて呑めりゃそれでいいんだよ。


これで実渕が居なけりゃマジで最高なのにな。



『えっ?!花宮さんもう飲み終わったんですか?!』

「別にいいだろ」

「あんまり急ぐと直ぐ酔っちゃうわよ?」

「オレは酔わねぇよ」



実際何回か呑んだ事あんだから分かるだろ、オレは強いって事。
酔うなんて滅多ねぇよ。


かなりキツイ酒なら割と早く回ったりするが……今日はねぇみたいだからな。



「ならコレ、挑戦してみない?」

「あ?ラム酒か」

『見せて下さい実渕さん!』

「いいわよ。コレ結構なお値段だったのよ?」

『ちょ!値段がそうなら度数も半端ないですよ?!』

「いくつあんだよ」

『75度です』

「はっ?!」



75?!

まあ呑めなくもないだろうが……当然割るよな?
ストレートっつったら焼けるぞ。


けどこれ呑んだら流石にくるだろうな。




『私……興味あります!』

「ちゃんには無理よ」

「やめとけ」

『いえ呑みます!』

「やめとけっつってんだろ。吐くつもりか?」

「しょうがないわね。じゃあちょっとだけよ?私も呑むから」

『はい!』

「ハァ……」
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