【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第26章 *浴衣【青峰大輝】*
青峰side
「あ?祭り?」
「そうそう!ねぇいいでしょ?」
「やだ」
「もー!何でよー!高校最後の夏祭りなんだよ?!」
「関係ねーだろ」
「あるのっ!」
誰がこのクソ暑いなか祭りなんざ行かなきゃなんねーんだよ……だりぃ。
……いや待てよ?
祭りっつったらアレだよな。
こいつおっぱいでけーし、ちょっと条件出してみっか。
「ならお前が浴衣着て来るってんなら行ってもいいぜ」
「本当っ?!なら大輝もだよ!」
「あ?何でオレまで着なきゃなんねーんだよ」
「いいじゃない着てくれたって!」
「わあったからそう近寄んじゃねーよ暑苦しい」
「やった!ありがとうっ!上腕三頭筋!」
「そっちかよ」
条件どころかオレまで浴衣になっちまっただろーが。
去年はさつきと行って…………アレまだ着れっかな。
ハァ……。探すのもめんどくせぇけど……
「じゃーね大輝!また後でー!」
「おー」
あいつのあんな姿見ちゃ着ないわけにはいかねーか……。