第3章 ＊今日だけ【宮地＆高尾】＊

高尾side



「いって…！大丈夫っすか…？！」

『平気……何故か和君に守られた』



オレさー……上に落ちたら絶対こいつがいてーだろうなって思って……


フンッ！って段ボール投げ捨てて
ギュッ！っとさん抱きしめて
グルン！って体制入れ替えて
ドサッ！っと落ちたんだわ。←


だから今宮地さん来たら確実に轢かれる格好ってわけ。



『和君こそ大丈夫…？あ、腕擦ってる…』

「いやいやこれくらい平気っすよ。心配なのはそっち、さんっしょ」

『だから私は大丈夫だって』

「ホントっすか…？」

『う、うん』



あーやべぇな。

こんなに密着してたら気分おかしくなるっしょマジで…。
しかも寝転んじゃってるし…？


腕解いてあげなきゃなんねぇのに……出来ねぇなんて……。