【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第25章 *【黄瀬凉太】*
小さく頷いたのを見逃すわけがない。
オレはっちに「ありがとう」って意味を込めて軽くキスをした。
けどカチンコチンで……普段の倍は緊張してるみたいなんス。
だからワザと「んー」って声出して、何回も何回もお遊びみたいなキスをしてあげた。
「黄瀬くんっ…?」
「ちょっと固さ取れたみたいっスね」
「じゃあ……今のは私の為…?」
「そうっス。あんまりカチコチになってたら気持ち良くなれないんスよ?」
「そうなの…?」
「そうなの。でももうちょいやった方がいいかも……、んー……」
「えっ…!」
「だーめ、口押さえないで……」
「黄瀬く、んっ…!」
次からはちゃんとしたキスっスよ。
舌入れて絡ませ合う深いやつ。
さっきみたいにっちのペースでいいから
オレに絡ませて……。
「どう…?キスだけでも気持ちいいんじゃないっスか…?」
「え、あ……どうして……」
「っち見てれば分かるっス。凄くトロンってしてる」
「っ……」
「可愛い……」