【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第20章 *幼馴染は意地っ張り【青峰大輝】*
青峰side
「だーいちゃん!」
「またうるせぇのが来た……」
「もう毎回何なのそれ!仮にも私はアンタの幼馴染兼彼女何ですけど?」
「知らねーよ」
家で……つか自分のアパートでグダってたら、お決まりのようにズカズカとプライバシー侵害してくる幼馴染兼彼女(仮)←
「だーいちゃん!」って聞こえる度にため息モンだぜ……。
「はぁ?!このグータラ!ガングロ!」
「それ関係ねーだろうが!」
「人が折角ご飯作りに来てやったのに!」
「頼んでねーよ」
「じゃあカップラーメンで一生過ごせば」
「あ?!お前、オレが栄養失調で死んでもいいのか」
「自分がそればっか食べてるんじゃん。自業自得」
……確かに。
だってめんどくせーし、大体料理なんざしねぇよオレ。
まあ要するに……
オレに「作れ」って言わせてぇんだろ。
そう毎回言ってらんねーよ。
「いいわ別に。栄養失調で死んでも」
「あっそ。じゃあ大ちゃんの分なしね」
「勝手にしろ」