【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第14章 *ご褒美【今吉翔一】*
*おまけ*
「ちゃうちゃう!ここは過去形やろ」
「英語わけわかんない……」
「あかんで弱音は。ワシと同じ大学受けるんやろ?」
「翔一が言い出したんですよ?!私の頭じゃ無理ですって…!」
「せやから現役が教えてるんやないか」
「それでも全然わかんない……」
「煮詰まっとるんかもなぁ。ちと休憩しよか」
「はい……」
「そう落胆せんでぇな。大丈夫や」
「そりゃ翔一は肩の荷が下りてるからいいですよ……」
「ワシはもう受験ないしなぁ。あるとしたら面接ぐらいや」
「なんかヤな言い方ー……」
「すまんすまん。けど分かってや?同じキャンパス歩かんと不安なんや」
「結構心配性なんですね」
「自分が可愛いからあかんのや。取られたらどないするん」
「取られませんよ」
「わかっとる。ワシしか見えへんのやろ?」
「だったら何でそう言うんですか?」
「せやなぁ……自分が受験勉強に必死になっとるんを見たいから……やな」
「なんですかそれ!」
「嘘や嘘。自分とはずっと一緒に居たいから、やで……」
*終わり*