• テキストサイズ

【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第14章 *ご褒美【今吉翔一】*


*おまけ*



「ちゃうちゃう!ここは過去形やろ」

「英語わけわかんない……」

「あかんで弱音は。ワシと同じ大学受けるんやろ?」

「翔一が言い出したんですよ?!私の頭じゃ無理ですって…!」

「せやから現役が教えてるんやないか」

「それでも全然わかんない……」

「煮詰まっとるんかもなぁ。ちと休憩しよか」

「はい……」

「そう落胆せんでぇな。大丈夫や」

「そりゃ翔一は肩の荷が下りてるからいいですよ……」

「ワシはもう受験ないしなぁ。あるとしたら面接ぐらいや」

「なんかヤな言い方ー……」

「すまんすまん。けど分かってや?同じキャンパス歩かんと不安なんや」

「結構心配性なんですね」

「自分が可愛いからあかんのや。取られたらどないするん」

「取られませんよ」

「わかっとる。ワシしか見えへんのやろ?」

「だったら何でそう言うんですか?」

「せやなぁ……自分が受験勉強に必死になっとるんを見たいから……やな」

「なんですかそれ!」

「嘘や嘘。自分とはずっと一緒に居たいから、やで……」



*終わり*
/ 738ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp