【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第13章 *転校【氷室&高尾】*
氷室side
そういえば苗字だったな……なんて、呑気な事を考えてる場合じゃないんだ……今。
カズが動いてるのに、オレへの手の動きはしっかりしてる。
けどいいトコまで来ると止まってしまうから出せなくて……熱が溜まるだけでかなり厳しいよ。
「もう少し速く出来る…?」
『うんっ……』
「もっと……もっと速くていいよ……」
「やべオレ出そう…っ」
待ってくれ、今カズにイかれてしまったらオレどうなるかわからない。
だからせめてオレが達するまで待って欲しい……。
「カズ……もう少し我慢して……」
「けど辰也さん……こいつ締めるからもうっ……」
『んん!っはぁ……ああぁぁ!』
「ほらやべキッツ…!ハァ…、すんません出るっす…っ」
参ったな……までイったみたいだ、手が止まってしまった……。
でも握られてはいるから……それが凄くもどかしくてソワソワする……。
「ハァ……ハァ……ちょー良かったわ……ハァ……」
『あ……はぁ……ふぅ……』
けど男は誰でも狼。
その言葉……今凄く痛感してるよ。
人間の“欲”は醜い……。
「……ごめん……」
『へ…?なんで……謝るの…?』
「オレのも……受け止めて欲しい…っ」
『あっ、お兄ちゃ…!』