【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第13章 *転校【氷室&高尾】*
氷室side
それは優しくするよ。可愛い妹なんだからね。
けど……まさかカズがを取っちゃうなんて思ってなかったよ。
それもオレが居ない間にね。
「寂しくなるなータツヤ!」
「またいつでも会えるよ、アレックス」
「帰っても元気でやれよ」
「シュウも大分英語慣れたみたいだし、オレは安心して日本に帰れるよ」
「うっせ!」
けどオレは日本へ帰国する。
高校は陽泉に行く事に決めたよ。なかなか楽しめそうな学校だしね。
その陽泉は秋田にあるんだけど……当然も一緒に連れていくよ。兄妹だから。
早く会いたい。
「じゃあオレは行くよ」
「ああ。またいつでも遊びに来いよ!!」
「タツヤ、こっちでは色々世話になっちまって……ホント助かった。サンキュ」
「ああ。けど喧嘩は程々にな」
「オメーに言われたくねぇよ」
師匠のアレックスとシュウに別れを告げて、オレは7年振りに日本へ帰る。
着いたら真っ先に会いに行くよ、。