【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第12章 *酒入りチョコ【木吉&水戸部】*
木吉side
というわけでオレの家に連れて来たわけなんだが……依然態度は変わらず終いで、オレも水戸部も心配してる。
だって……なぁ、水戸部。
こんなにハイな見た事ないぜ。
『きゃはっ!お邪魔しまーす!』
「じいちゃんはいいから…!水戸部、オレの部屋ここ真っ直ぐだから連れてってくれ。オレは水持ってくから」
「……」コクン
『おばあちゃんもお邪魔しまぁーす!』
「……」汗汗
普段は大人しい子なんだ。
オレを呼ぶ時なんか『あの……木吉先輩』とかなのにこの変わりようは凄い。
しかしあんなチョコでここまで酔うとは恐れ入ったぜ、ウイスキーボン○ン。
「水持って来、」
『木吉せんぱ〜い!!』ぎゅぅ
「うおっ!こら、いきなり飛びついたら水が溢れるだろ?」
『みずぅ〜?』
「これ飲んでちょっと横になれ」
『はいっ!!』
元気だなー。敬礼なんかして可愛いじゃないか。
こういうもアリかななんて思い始めてるオレだが……
「……」汗
水戸部はそうでもなさそうだな。
凄いアタフタしてる。