【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第12章 *酒入りチョコ【木吉&水戸部】*
木吉side
『にゃはぁぁ』
「……何があったんだ?」
「……」汗
珍しく水戸部と帰宅中オレは……酔っ払いと出会っちまった。
ついさっきまで一緒に居たマネージャーだ。
途中で別れた。
なのに何故か「伝え忘れた事があって」って戻って来たは……上機嫌。
『何もないですよぉ〜』
「何もなくはないだろ……」
「……」ツンツン
「ん?どうした水戸部」
「……」指差し
「ん?あああれはチョコだろ?」
「そうだけど違う!」と言いたいかのように首を振る水戸部。
更に近寄って指差すもんだからそっちを向いてみたら……たまげた。
「アルコール入りのチョコか……酔うもんなんだな!」
「……」汗
確かには帰り道チョコをパクパク頬張ってたからな。
にしてもあんなちょっとでここまで酔っ払うものか?
確かそういうチョコは規定が決まっていたと思ったんだが……
「ってもうこんなに食べていたのか…!」
「……」コクンコクン
フと目に入った袋の中身。
その中には大量のチョコの空き箱が……入ってた……。