【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第10章 *先生【今吉翔一】*
*おまけ*
「あかん…!飯食いに行く時間あらへん!」
「だから言ったのに。はい、どうぞ」
「なんや?弁当?これ自分のやろ?」
「私のはこっち」
「じゃあこれ……ワシの?」
「そう。こんな事もあろうかと作って来てあげたんだぞ?」
「うわ……ホンマ嬉しいわ…!食べてええか?」
「うん。そのために作ったんだもん」
「ほな早速…………おお!めっちゃうまそうやん!」
「嫌いなものある?」
「ないない!」
「よかった。じゃあ早く食べちゃおう?私次の授業ないけど集めたノート見なきゃいけないから」
「えっ、次授業ないんか?」
「そうだよ。その次はあるけどね」
「……ワシサボったろかなー」
「ダメ。ちゃんと出なさい」
「一回くらいええやん。な?」
「サボるならお弁当返してもらうよ」
「あかん!これはワシのやで」
「じゃあ出る?」
「出るわ、しゃーない」
「ん、偉い偉い」
「全く冗談やのに」
「え?」
「なんでもないで。食べよか」
「うん」
「ほないただきまー……あ」
「……チャイム鳴ったね」
*終わり*