【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第10章 *先生【今吉翔一】*
今吉side
なぁ……教師と生徒の恋ってホンマにあると思う?
ようやってるやん、ドラマとかで。
ワシもなぁ……「こんなんあるわけあらへんし、万一あったとしても続くわけあらへんやん」って思っとったんや。
……に惚れてまうまでは。
「先生ちょお待ってや」
「ん?あ、今吉くん。どうしたの?」
「次の授業よろしゅう頼んますわ」
「はいはい。ちゃんと聞いてね」
ワシな……この先生に惚れたんや。
理科担当のな。
ホンマに綺麗なんやこの人。
学校1綺麗やとワシは思っとる。
けどや、流石大人なだけあって……対応がしっかりしとるんや。
せやからワシの事なんてどうせ遊びなんやろな。
こっちは本気やっちゅーのに……。
「丁度その次昼休みやん、準備室行ってもええですか?」
「授業ちゃんと聞いたら……いいよ?」
「それなら楽勝や」
「じゃあ先生は授業の準備あるから。また後でね」