【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第9章 *口喧嘩【紫原敦】*
急に強く指動かしたからかな〜、なんかイっちゃったね〜。
そこまでするつもりなかったのに〜。
でもちん伸びちゃったし……期待してもいい〜?
今度こそオレを求めてよ〜。
「ち〜ん、いつまで黙ってるつもり〜?」
「はぁ……はぁ……」
「この意地っ張りの強情女。昔っからそ〜だよね〜」
「っ……」
「じゃ〜いいよ、や〜めた。わざわざ来てやったのに無駄だったし。じゃ〜ね〜」
別に本気で言ってるわけじゃないよ〜。
これ〜、最終手段なの。
乱すだけ乱してバイバイって言うとね〜……
「やだっ……待ってよ!」
「なに〜。仲直りする気ないんでしょ〜」
「ごめん…。ホントは親子丼でもハンバーグでもどっちでもいい…!」
「……は〜?何それ」
「謝るから……私を放って行くなよ…!」
ほらね〜、素直になったでしょ〜。
喧嘩した時に使った事なかったけど……上手くいったみたい。
しかも「ごめん」って言ってくれたし〜。
……親子丼とハンバーグどっちでもいいっていうのはちょっと疑問だけどね〜。