【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第8章 *熱中症【黒子テツヤ】*
「あぁっ…先輩…っ」
「はいっ、なん…でしょう…っ」
「ベンチ……ガタガタいって…っ、大丈夫でしょうかっ……」
僕が腰掛けているのは簡易なベンチ。
動けば揺れるのでどうしても音が鳴ってしまいます。
さんはこれを気にしているようです。
誰か来るんじゃないかと。
「僕言いました…っ、今は練習中だとっ……」
「はいっ……」
「大丈夫ですよ……誰も来ません…っ」
安心させたくてこう言った僕は、更にさんの頭にキスをしてあげました。
びっくりしたのかカラダを少し離して僕を見つめてきます。
吸い込まれそうな瞳を持つさん。
本当にそうかのように顔を寄せた僕。
当然流れはキスで、お互いを上と下両方で感じる僕達二人。
「すみません…っ、ハァ…イきますっ……」
途中危機を感じた僕はキスとキスの間にこう告げて、熱いさんのナカで膜越しに欲を出しました。
そして動きが止まってベンチが静かになると、さんはふにゃっと僕にもたれ掛かって来たんです。
「さん……大丈夫ですか…?」
「危なかったです……」
「危ない……ですか?」
「イきそうでした……」
どうやらギリギリだったみたいです。
ちょっと悔しいけど、イかせるのはまた今度にします。
もう僕達は恋人同士。
仲を深めるのはこれから先幾らでも出来ますから。
*次へ続く*