【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第7章 *幼馴染は処女【虹村修造】*
虹村side
「あっ!しゅーう!!」
「練習ん時にそう呼ぶなっつっただろ」
「あ、ごめんつい」
「ったく」
オレ、中3。
、中2。
1歳違いのオレ達は幼馴染にして……付き合ってる。
秘密にしてるわけじゃねぇけど、「修」って呼ばれると気が抜けそうになるから練習中は禁止にしてんのに……
1日1回は呼んでくる。もう常習。
「で?なんの用だ?」
「そろそろ休憩でしょ?ドリンク持って来た」
「おー、サンキュ」
こいつのマネージャーとしての腕は完璧と言っていいくらいだ。感謝してる。
それはオレだけじゃなくて他の奴らも。
「ち〜ん喉渇いた〜。それちょ〜だ〜い」
「オレにもほしいっス!」
「はいっ、どうぞ!」
幾ら汗だくで浅い呼吸になってても、こいつのふにゃふにゃした笑顔見ると今日の練習も最後まで気合い入れてやろうって思える。
オレにくっ付いてばっかで「うぜぇ!」って言っちまう時もあるけど……
やっぱ好きだな、こいつの事。
つかを上手く扱えんのはオレしかいねぇけどな。