第3章 comico(保留荘の奴ら)/夢主/ギャグ/総愛され
「・・・それに、“あれ”の採集は順調だから★」
と、言う声が聞こえた
コルゼさん、笑ってるけどなんか笑みが怖い・・・
そして聞き出せなかったので、僕はずっと疑問に思っていることを聞いた
「あの・・・、さっきから言ってる“あれ”ってなんですか?」
すると、コルゼさんがうつむきながら僕の方に近付いてきた
な、なんか、僕変なこと言ったけ・・・!?
「そうかぁ、山田くんには聞いてなかったねぇ・・・僕ったらうっかりしてて・・・」
「えっ、えっ、え・・・」
「山田君って、入れ墨とかタトゥーってしてる?見た目はしてなさそうなんだけどぉ・・・」
「・・・え?」
なんでそんなこと聞くんだろう?
そんな事を思っていたら・・・
「おい、山田!入れ墨とかしてたとしてもしてないって言え!お前してるって言うと後で後悔するぞ!」
と、小声でアンドリューさんが言ってきた
まず、してた記憶がないので
「してないです。」
と、答えると・・・
「なぁーんだ・・・もしかしたら、新しいコレクションが増えると思ったのにぃ・・・」
「コルゼさんがコレクションにしてるのって・・・?」
「あ、教えてなかったね♪
僕、入れ墨かタトゥーしてる人のそのしてる部分を切り取ってコレクションにしてるんだぁ♪
だって、ここの人達切り取ったり殺したりしてもまた生き返れるじゃん♪」
確かに・・・蘇る・・・殺されたり殺されそうになったことを・・・
と、言うかコレクションの物が定世さんと同じくらいの恐ろしいもので・・・
そんなことを考えてると・・・
「ねぇ、コルゼちゃんが久しぶりに帰ってきたし親睦会をしましょう!」
と、定世さんが提案した