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私の恋色 -BLUE-

第2章 2人の最悪な男



「んっ…。」


いきなり舌を入れてきた。

ちょっと驚いたけどすぐに押し寄せてくる快感でどうでもよくなる。


「んんっ…んあっ…。」


少し息苦しいのも、キスしてわかる煙草の匂いも、全部気持ちいい。

彼の舌が私の歯列をなぞって、私の舌に絡む。

口から唾液がこぼれるけど私も森崎幹也もそれに構うことなく互いの唇を貪る。


「んあっ…ふっ…。」
 

腰のあたりが疼き出すと同時に、ブレザーとブラウスが素早く脱がされた。


「はぁっ…はぁ…。」


口を離されて肩で息をする。


「胸デカいな。」


そう言ってキャミソールをずらされ、ブラの上から優しく揉まれる。


「ああっ…んっ…。」

「声抑えんなって。」


開いた手を後ろに回し、ブラのホックをパチンと外す。
そのままキャミソールとブラを一緒に脱がされ、リボンだけが残る。


「その格好、まじでそそる。」

「やっ…そんなこと、言わないで…。」

「蒼子、可愛い。」


初めて名前で呼ばれた瞬間だった。

優しく胸を包み込むように揉む。


「あんっ…はあっ…んんんっ!」


でもずっと優しく揉むだけだから、物足りなくて体をよじってしまう。

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