第5章 【R15】濡らしてみた×リヴァイ
「うん……悪くねぇ」
兵団支給のシャツ。
女性用Mサイズのそれを余裕で着こなすナイスプロポーションな兵長は満足気に頷いた。
下着姿になった私は胸元の方まで赤く染めてシーツに包まっている。
「怒ったか?」
兵長に背を向けて丸くなっていると、今度は後ろからその腕に抱き留められた。
腹部には兵長の手が。
首元には兵長の唇が。
シャツを脱がされた事で直接彼の体温が伝わってくる。
「お前の可愛い反応を見てるとつい虐めたくなってな」
『……っ⁉︎』
兵長はブラジャーの中に指を滑り込ませながら笑った。
やけにハッキリとした声音に違和感を覚えて、私はようやく遊ばれていた事に気付く。
『今までの全部演技だったんですね⁈』
「気付くのが遅ぇんだよ」
『な……っちょ、もう離して下さい!』
「騙されたお前が悪い」
クスクスと笑いを漏らす兵長の指は既に敏感な突起を弄び始めている。
『……ぁ、んっ』
「俺の治癒力は人類最速なんだよ」
そんな事を宣った兵長は病み上がりとは思えぬ濃厚なプレイで私を手篭めにするのであった。
[濡らしてみた×リヴァイ]完