第3章 【R18】ビビらせてみた×ジャン
「キスだけで濡れちゃった…?」
妖しく笑ってジャンは私のショーツを横にズラす。
膨れ上がった先端を当てがって、了承を請うような視線を投げ掛けてきた。
「挿れるぞ」
『……うん』
私が濡れた瞳で頷いたのを見て、ジャンはゆっくりと自身を埋めていく。
『ああっ…ん…‼︎』
内部を擦る独特の異物感と圧迫感。
互いの性器が触れ合う感触に身も心も溶けてしまいそうだ。
「……っ」
ジャンは徐々に腰のスピードを上げると、昂まっていく快感に切なげな表情を見せた。
『あっ、ん……駄目…も、イっちゃう…‼︎』
「いいぜ…っ?俺も、出る……っ!」
射精する直前に陰茎を引き抜いてジャンは果てた。
床を濡らす白濁とした液体。
私は思わず潔癖症な鬼上司の顔を思い浮かべる。
すると、どうやらそれはジャンも同じだったようで。
「リヴァイ兵長にバレたら殺されるな」
『削がれるね。間違いなく』
青ざめた顔で目を合わせる私達はしばらく見つめ合った後、同時に笑った。
[ビビらせてみた×ジャン]完