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歌姫のguardian another story

第1章 本編





ほら、また今日も。



最近、私の部屋に綺麗な歌声が響いていることが多々ある。しかし、窓の外を覗いても、廊下を見渡しても、歌っている人などいないのだ。

もちろん、私の部屋には私しかいない。それなのに・・・




まるでこの部屋に、もうひとり誰かいるようだ。

どうしても気になってしまうが、いくら考えても何も分からない。





私はこの声の主を知らない。

私はこの歌を知らない。

そのはずだった。







綺麗な歌声は、今日も部屋にこだまする。
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