第4章 好き…
太輔達はもう帰っちゃったし…
一人でスタジオを出ようとしたら、
グイッ
誰かに手を引っ張られた。
愛梨「!?」
ビックリして振り返ると…
北「なんで居なくなんだよ!!」
みつだった…
愛梨「みつ!?なんでみつが居んの!」
北「何でって…追っかけて来たんだよ!」
愛梨「追っかけて来たって…
凛は??」
北「水谷ならマネージャー
が連れて帰ったよ!なんか仕事があるとか
ないとかで?」
愛梨「何それ…だからって
なんで来るの…」
北「そんなん、心配だったからに
決まってんだろ!」
愛梨「え…?心配?」
北「用事があるってウソだろ?」
みつにはばれてたんだ…
愛梨「う、ウソじゃないよ!!」
北「じゃあ何で1人なの?」
う、誤魔化せない…
愛梨「それは…あの…」
北「はぁ…まぁ、いいや…」
そう言ってみつはスタジオから
出て行った。
みつ怒っちゃったかな…
私がウソついたから…