第2章 私が…男テニっ?!
「はぁ…」
リョーマと別れた後…女テニのコートに行ってみたけれど
何だか…話ながら楽しそうにキャッキャッやっていて…
テニスに集中したい私にとってあまり…好印象ではなかった…失礼かもしれないけど…簡単に勝てそうなレベルの人しか居なかった…
二日目
「はぁ…今日は部活決める日かぁ~」
どうしよう…
女テニに入ってもなぁ…
でもテニスがしたいからいいやっ!
私は入部届けに"女子テニス部"と書いた。
入部届けを提出する先生は私の親戚であり男テニの顧問である
竜崎先生だ。竜崎先生に入部届けを提出すると…
竜「◯◯っ!アンタ…女テニに入んのかいっ?!」
と聞かれた
「だって…テニスやりたいし…」
竜「女テニなんて入ったって…アンタはつまらないだろっ?
「だって…男テニには入れないし…」
竜「………あっ!」
「……?」
竜崎先生は何かをひらめいたように私の手を掴んだ。