第16章 ドライブ
裕「・・・・」
「あ、あのさ、太輔とのことなんだけど・・。」
裕「デートしたんだよね?楽しかった?」
って笑顔で聞いてきた
でも、その笑顔はほんとの笑顔じゃない、悲しそうな目をしてた・・。
「・・・ごめん。」
裕「ガヤが遊園地行ってきたって言ってたw何乗ったの?」
―――ギュッ―――
私は裕太を抱きしめた
私は太輔と二人でデートして楽しんでたけど、
その陰で悲しんでる人もいる・・。
私、なんにも考えてなかった。
無責任なことしてた・・。
「・・・ごめんね、裕太っ・・。裕太の気持ち聞いておいて、二人きりでデートするなんて・・。無責任だった・・・」
裕「・・・つらかった・・。麗は俺の彼女じゃないことはわかってるはずなのに、ガヤに嫉妬してた・・。ごめん、麗を泣かせるつもりじゃなかった」
そういうと裕太は私をもっとギュッと抱きしめた
裕「宮田も待ってるし、もどろっかw」
「・・っうん・。。」
裕「みーやーたーw」
宮「遅いよぉ~!・・麗ちゃんどうしたの?」
「えっ?いや、、、」
裕「俺にね、感動する映画があるっていうこと教えてくれたんだけど、予告編見て泣いたのw涙もろすぎだよなw」
宮「ハハハッwそういうことかwって、それなんで俺に教えてくれないのー!!」
裕「宮田だから」
宮「なんだよそれー!」
「そろそろ時間だよ?w」
宮「玉~いこ~!!」
裕「はいはい、じゃーねw」
「ばいばいw」
私はさっきあったことを思い出した
私さっき、なんで裕太のこと抱きしめてたんだろう・・。
悲しそうな顔見て、心が痛くなった。。
・・・・・・。