第12章 私の気持ち
収録場所へ着き、メイク室へ向かうと、廊下で声をかけられた
『あっ、麗ちゃん!』
振り向くと、みっくんだった
「あっ!昨日はありがとうw楽しかったwみんな飲んでたけど、みっくん大丈夫?」
北「大丈夫wっていうか、今日小野さんいないけど大丈夫?」
「大丈夫☆任せてw」
北「よろしくねwあ、そうだw俺今日めっちゃはやく来て暇だからさ、ついていっていい?」
「いいよw」
北「ラッキーw朝早く起きるといいことあるっていうのはほんとなんだねw」
「いいことあったの?w」
北「麗ちゃんに1番に会えたからw」
「えっ?///」
北「ちょっと、メイク室入ってw廊下でずっと話すのはずかしい・・w」
「そうだよねwごめんw」
メイク室へ入ると、
みっくんの表情が変わった
北「あのさ、、、俺昨日の打ち上げでガヤと玉と麗ちゃんの3人が出て行ったとき、不安な気持ちになった。3人に何があったのか、俺だけ取り残されてたみたいで、もやもやして・・。だから俺の今の素直な気持ち聞いてほしい・・」
「うん・・」
北「俺・・・・麗ちゃんのこと好き。
ずっといいたかったけど、言い出せなかった。混乱させたくなかったし、仕事頑張ってるから。でも、伝えなきゃって思った・・。」
うそ・・・みっくんも私のこと・・・。
信じられない・・
「ありがとう。気持ち伝えてくれて」
今まで、私のために自分の気持ち押し殺してたんだ・・。
メンバーのこと1番に考えるみっくんだから、自分の気持ちをいつも後回しにして・・・。
苦しいこともきっとたくさんあるはずなのに、いつも笑顔でいてくれる・・。
私のことまで考えてくれてたんだ・・。
うれしいけど、もうしわけないことしちゃってたなぁ・・。