第10章 打ち上げ
トイレに行くといって出てきたけど、
外寒いなぁ・・・・
太輔が邪魔だよなって言った言葉に、
悲しそうなあの顔に、
私は心を奪われてたのかもしれない・・。
初めて下の名前にさんとかちゃんを付けないで呼んでくれた人は太輔だったよね・・・
そんなことを思っていたら、誰かが走ってきた足音が聞こえた
振り向くと、そのにいたのは太輔だった
「太輔?どうしたの?」
太「麗こそ、トイレじゃなかったの?w」
あっ、そうだった・・・
「風に当たりに来たかったの・・」
太「嘘でしょw・・・・俺のせいだよな・・。」
嘘ついたのばれてる・・・・
「太輔は何もしてないよ?」
太輔は暗い顔をして、口を開いた
太「俺の隣に麗が座ってから、なんにも話しかけてやれてなかった・・。俺の隣にいて緊張して顔色悪くなってたの気づいてやれなかった・・。」
「そんな・・・・私が勝手に緊張して顔色悪くなっただけだし、太輔は何にも・・・」
太「それに・・俺、ミツと麗が話してるところみて嫉妬した・・・。ほんとバカだってことわかってる・・。けど俺、、、」
と言いかけると、
・・・・ギュッ――――
太輔が私を引き寄せ抱きしめた
「た、太輔・・・!?」
太「俺、、、好きだわ。。」
「・・・?何が好きなの?」
太「・・・麗のこと好きになった・・」
「・・えっ?・・」
太輔が私のこと好き・・・?
頭の中が真っ白だった
太「ほかの男と仲良くしてるところ見るとつらくなる・・。彼氏じゃないのに、こんなこと思うの初めてなんだ・・。」
「・・・太輔・・」
太輔は私をそっと離し、
太「戻ろう?風邪ひいちゃうからw」
っていつもの太輔に戻った
いつも通りの太輔になったのはうれしいけど、
私がいつも通りにできないよ!!
どうしたらいいかな・・・