第10章 打ち上げ
太輔side
ミツが来た
北「麗ちゃん大丈夫?」
って声かけた
ミツも顔色悪いの気づいてたんだ
俺1番近くにいたのに何やってんだ・・・
北「一言もしゃべらないからwもしかして具合悪い?」
そしたら、大丈夫wありがとうwって麗が少し笑った
北「あ、そうだ!なんか食べる?仕事終わってからなんにも食べてないでしょ?」
麗「食べる!何にしよっかなぁ・・・w」
ってさっきまで顔色悪かった麗が元気になった
俺、ほんとになんにも気づいてやれてない、、
それに比べてミツは麗から離れてたのに、
顔色悪いのに気付いたり、麗のこと気にかけたり・・。
なんでこうなるんだよ・・・。
落ち込みながら、横を見ると、
ミツと麗が二人で楽しそうにしてる・・。
――――ズキッ――――
俺は、
「俺、邪魔だよな?w」
って言った
何言ってんだ俺・・・。
でもきっと、2人で楽しそうにしてるところ見て嫉妬してる・・・
ミツに嫉妬してる
俺以外のやつが麗にやさしくしてるところ見てイライラしてる
麗に何もしてやれなかった自分に腹が立ってる
そんなのわかってんだよ・・・・。
そんなこと・・・・
そしたら
麗「邪魔なんかじゃないよ・・・」
って小さい声だったけど聞こえた
なんか、いつもの麗とは違った
麗はトイレに走って行ってしまった
もしかして、思ってること顔に出てたのか?
麗に気使わせちまったのか?
何やってんだよ俺・・。
そんなこと思っているうちに麗のことを追いかけていた