第9章 自分の気持ち
私はメイクを始めた
初めて会うわけじゃないのに、緊張しちゃう。
少し手が震えてしまった
玉「大丈夫?緊張してるの?」
玉森さんはそれに気づき、声をかけてくれた
「すいません・・。玉森さんにメイクするのは初めてなので・・」
玉「そうだよねw先輩もいないし時間ないし緊張しちゃうよねw」
「はい・・wでも、こうやって話してくださるので無言の時よりは楽ですw」
玉「・・・・」
え?なんでだまるの?私なんか悪いことした・・?
「た、玉森さん・・?」
玉「ぷ(笑)」
「?」
玉「ごめんごめんw無言の時はどうなるのかなって思って黙ってみたwメイク続けてちょうだい?w」
玉森さんそういうことするんだw
なんかかわいい///
玉「なんでにやけてるの?」
「え?」
うそ、顔に出てた?
玉「麗ちゃんってうそつくの下手そうw」
「なんでですか?」
玉「すぐ顔とか行動に出るからwでも、心がきれいってことなんだよね」
「え、そんなこと・・・////」
玉「顔赤くなってるw」
「え、いや、そ・・んな、えっと」
玉「ハハッw俺人見知りだけどもっと人見知りの人見ると楽しいw」
「そんなこと言わないでください!w」
玉「ごめんwっていうかさっきから謝ってばっかりだよね俺w」
「ですねw」
玉「ね、1つお願いがあるんだけど・・」
「お願いですか?」
玉「俺のことさ裕太って呼んで?」
「はいw・・・・って、え!!!」
玉「はいって言ったーw決定w」
「で、でもそんないいんですか?」
玉「いいよいいよwあと、歳の差あるけどタメでいいからね?」
うそでしょ・・こんなうれしいことあるんだ・・・。
「はい、ありがとうございますw」
玉「タメでいいんだってばw」
「あ、ごめんなさ・・ごめんw」
玉「それでよろしい(笑)あ、メイク終わった?w」
「終わったよw」
玉「ありがとうw行ってきますw」
「いってらっしゃい!」
玉森さ・・いや、裕太はメイク室から出て行った
まさか、メンバー全員のことをあだ名とか下の名前で呼ぶ日が来るなんて・・・。
それに、私・・・恋しちゃってるかも・・・。