第5章 信頼
玉森side
麗ちゃんはミツについて宮田のもとへ向かった
宮田が落ち込んでいる姿を見ると
「大丈夫ですか?」
って声かけてあげてた
優しい子なんだな・・
宮田の手をとるとすぐにメイクを始めた
その時の麗ちゃんは普段の雰囲気とは全く違う別人のようだった
真剣な眼差し、丁寧でもすばやい手つき、、、
(・・・すごい!)
俺はそんな麗ちゃんを見て知らないうちに少しだけど心を開いていた
5分後、メイクが終わった
宮田はいつも通りの元気に戻っていた
よかった・・・
麗「私はこれで・・・」
といい、出て行こうとしたらガヤが
藤「ちょっとまって!小野さんいないし俺らのメイクしてくれる人今いないからやってくれない?」
よくよく考えてみるとそうだよね
そこまで頭まわってなかったw
北「俺から、プロデューサーにお願いするから!ね?」
麗「そんな、そこまでしていただかなくても・・・」
みんなは賛成してたけど、麗ちゃんは遠慮してる。
でも、宮田の手もメイクして俺らの収録続けられるのは麗ちゃんのおかげだし、、、
玉「しー!それ以上言っちゃダメ!宮田を救ってくれたんだから俺がお願いする!だから、残って?」
だめか・・?
すると、
麗「わかりましたw残りますw」
ってOKしてくれた
それから、俺はプロデューサーにOKをもらい麗ちゃんに7人のメイクをお願いした
麗ちゃんは収録が終わるまで7人をやさしい笑顔で見つめていた