第24章 よみがえる記憶
裕太side
また仕事か・・・
最近仕事びっちり入ってて麗に会いに行けてない。
毎日会って少しでも話したいのに・・。
そんな時、
プルルルル~♪
画面を見ると藤ヶ谷太輔の文字
なんだろう?
「もしもし」
太「もしもし、俺だけど、今時間ある?」
「うん。大丈夫」
太「突然なんだけどさ、今日これから暇?」
「えっ?まぁ、今の仕事終われば今日は終わりだけど・・」
太「じゃあ、病院行こう」
「はっ?えっ?何、どうした?」
突然言われたその言葉に驚きを隠せなかった
太「行きたくないの?病院」
「いや、行きたいけど、、、あまりにも突然だったから」
太「麗が玉に会いたいって」
「えっ・・・麗が・・・?」
太「うん。行くの?行かないの?どっち」
「行く!!絶対行く!」
太「じゃあ、外で待ってるから」
すると、電話が切れた
麗が俺に会いたいって言ったんだよな・・?
会いたいって思ってくれたって思っていいのかな。
でも、まだ記憶は戻ってないはず。
とにかく、早く会いたい・・・