第21章 記憶が消えた
医者「えっと、まず今の状況をご説明します」
「はい。」
医者「麗さんは事故で強く頭を打ち付けてしまったため、記憶がありません」
「はい。」
医者「つまり、記憶喪失になってしまっている状況です」
「やっぱり、そうですか・・。」
医者「いつ記憶が戻るかわかりません。麗さんが記憶を思い出そうとしたとき頭痛が起こったり、思い出せなかったりすると、やはりショックが大きいです」
「はい。」
医者「なので、できるだけ支えてあげて下さい」
「わかりました。でも、何をしてあげれば・・」
医者「とにかく、楽しいことから思い出させてあげることですね、写真を見せたり、動画を見せたり、今まであったことを話してあげるだけでも変わってくると思います」
「じゃあ、たくさん話しかけます!」
医者「はいw私たちスタッフも真剣に向き合わせていただきます。」
「よろしくお願いします!」
医者「こちらこそw」
俺は、診察室からでて麗の親に電話した