第21章 記憶が消えた
麗side
「麗!!わかる?」
私が目を開けたとき真っ先に聞こえた声は
あの優しい声だった
やっと、あの声の人を見れるんだ・・。
声がするほうを見ると、
肌は白くて、髪は茶髪、耳にはピアスを付けていて
背はとても高い男の人がいた
優しい雰囲気がする人だった
その男の人に私は突然抱きしめられた
「麗・・・ほんとにっ・・よかった・・。」
泣いてる・・
顔は見えなかったけど、泣いてた。
男「麗、、ごめんっ、、俺のせいで、、つらい思いさせてっ、、、」
俺のせいってどういうこと?
この人に何かされたの?私
でも、何にもそんなこと覚えてないし、とりあえず私は
「大丈夫・・です・・から」
私はそう答えた
すると男の人は少し青ざめた顔をした