第20章 奇跡
ほんとにみんなのおかげだ・・。
みんな忙しいのに時間つくってくれて。
こんな遅くまでいてくれて。
ほんとに俺いい仲間もったな・・。
「とりあえず、なんかあったらまた連絡するから」
北「了解wじゃ、またw」
「またねw」
電話をし終わった後、麗に声をかけた
「麗・・。早く目覚まして。。」
「麗の声聞きたい・・。」
「みんな待ってるからね?」
声をかけると何度も手を握り返してくれた
まるで、返事をしてくれているように。
「麗・・・・・好きだよ。」
すると、麗の頬に涙が流れた
「麗・・・?泣かないで、どうしたの・・?」
俺は、頬に流れる涙を手で拭いた
そして、両手で麗の手を握った
今、麗は何を思っているんだろう。
何が見えているんだろう・・・。
俺にはわからない。
ただ手を握って声をかけることしかできない。