第7章 言い訳の後は……
欲しい。
「高杉さッ……もっとぉ……!」
堕ちて、しまった。顔と下腹部に熱が集まる。あまりの恥ずかしさにボロボロと涙が止まらない。
高杉が笑った。
「それでいい」
高杉はの脚を抱え直すとググッと身体を前に倒した。
「ッ……!」
ちんこが奥まで入りが喉を反らす。
覗く舌に高杉は薄く笑い、の腕の 拘束を解いた。だらりと力の入らない腕を自分の首に絡ませる。
「うァ……高杉さ……」
「掴まってろ」
耳元でする余裕のない声にハッとした瞬間、先ほどまでとはうって変わった激しい律動が始まった。
ガクガクと揺さぶられ結合部からはグチュグチュと卑猥な音が漏れ出す。
「あぁあッあぁんッあッぁあッ」
「ッハッおら、」
ゴリュッ
「ひィいッ!」
前立腺を抉るようにされ情けない声を上げると高杉は興奮したように笑ってそこを責め続けた。堪らず高杉のシャツにしがみついてその胸元に顔を擦り寄せる。
「あ、ァああッ、たかっすぎさんん、高杉さあッソコ、ソコばっか」
「何だもっとか」
「んあぁああッひうッダメぇッダメです、こんなッああ、ぁッあ、あ、もう、もッ……イくううッ……!」
途端、ピタリと律動が止む。は目を見開いて高杉を見た。
「ッな……なあッ……」
「そんなにイきたかったのか?」
馬鹿にするように言って高杉がの唇を撫でる。自分だってあんまり余裕ないクセに、とは目を逸らした。
「馬鹿、こっちを向け」
「う……」
「イきたいんだろ? だったらちゃんと自分の口から言ってみろ」
エロオヤジ、と心の中で悪態をつく。
「」
「……高杉さん、何で、こんなことするんです……」
「てめえはアホか? 言ったろうが、どうしようもねえ女好きの更せ」
「ホントに……?」
何故そんな言葉が口から出たのかはわからない。 だが高杉は目を見開き、口をつぐんで一瞬動きを止めた。そして自嘲するような笑みを浮かべての頬に手を添える。
「それ以外にあってたまるか」
「ん、んうッふッ、んううう!」
唇を塞がれ絡まる舌にが身を捩る。そして再び始まる律動。激しい口づけ とピストンにはガクガクと痙攣しながら三度目の射精をした。