第14章 犬と猫のおたわむれ
「万事屋ぁ!気色わりいこと言うなわんっっ !」
……『わん』!?!?
「うにゃ!くん、君、寒い!さっむいにゃ~!」
「わふっ!その言葉、そっくりそのままてめ えに返すワン!!」
喋れば喋るほど自分達が寒くて痛い存在だと 悟り二人は再び押し黙った。
八方塞がりの時、銀時の体に異変は起きた。
ドクンッ――
突然胸が跳ね上がったかと思えば、目の前の 犬耳がついているが2人、3人と増え銀時の鼓動は激しくなって体はたちまち熱っぽくなり疼き始めたのだ。
「う…にゃああぁん…」
「ぎ…銀時?」
突然の猫なで声にギョッとした。だが目の前ではさらに驚愕する光景が繰り広げられ た。
尻尾と腰を振りながら銀時が四つん這いにな りに近づいてきたのだ。
「…にゃああんっ…」
うっとりとする目と口からだらしなく垂らす 涎は厭らしさを増長しており、あまつさえ銀 時は自分の指を口の中に入れて舐め始めたの だ。こんなことを好きな奴が目の前でやって いるのださすがに堅物も引きながら顔を真っ赤にしてグラグラしていた。
「お…お前…一体…」
ふと、先ほどまで銀時が食べていたつまみの 袋を見ると『マタタビの実の塩漬け』と書い てありは顔を青ざめた。
――な…なんてお約束な野郎だ…
気付けばマタタビにやられた猫銀時はに体をすりすりと擦り付けて来てさらにはの頬をペロペロと舐めて来たのだ。
「うにゃぁあっ」
半眼の色っぽい目つきで銀時は体をくねらせ の耳に甘噛みした。
限界だった
急速にの血液は脳と股間に集中し脈打つ ほどに膨脹し始めた。
高鳴る鼓動。
そして最後の極めつけは、
欲情しトランクスを脱いだ銀時がに尻を突き出し誘うように自分自身でアナルを広げたことだった。
「来てぇ…」
歓喜に突然遠吠えをしたは誘われるがまま、銀時のアナルに舌を這わせた。まるで犬のように舐めはじめたので銀時は享楽に酔い 痴れ嬌声を上げた。