第12章 言い訳の後は……(PART2)
クリクリと指先で亀頭を弄られ思わずシーツを掴む。は高杉の顔を見ないまま答えた。
「ふ、二人、だけッ……あッ」
亀頭を弄る指に力が入った。高杉がクツクツと楽しそうに笑いながらの耳を舐める。
「はぁッ……」
「あれだけケツでよがった後に女二人抱けりゃ大したもんだ」
「んん、んぁあ……」
ペニスを扱きながら耳元で低く囁いてくる高杉に喘ぐ。 高杉がの顎を掴み、凶悪な笑みを浮かべて言った。
「まだまだ、調教が足りねえってわけだ」
「ひッ……」
は高杉に目隠しをされた。 視界が暗くなり、ベッド脇のランプの灯りだけがぼんやりと揺らめいている。
「高杉、さん……」
思わず情けない声が出る。視界を奪われると人間恐怖に陥るもので、はほぼ無意識的にペタペタとシーツを叩いて高杉を探した。
「」
「ひッ」
急に耳元でした声にビクッと跳ねる。ククッと笑う高杉の声が背後に回り、後ろから抱き抱えられた。 キュッと両乳首が摘ままれる。
「あッ!」
そのままクリクリと転がされ、時折押し潰すようにこねられる。引っ張られた り、引っ掻かれたり。
「やぁああッ……」
見えないせいで次の動きが全く予想できず、与えられる刺激に大袈裟に反応し てしまう。
後ろに高杉がいるということがわかっているだけマシだが、乳首を弄られただけでのものは硬くなっていた。 今度は玉を揉まれる。
「あッああッダメぇッそれ、ぁッ」
「んだ、玉が好きなのか」
「好きじゃない、好きじゃッぁあ、やめ、やめてえぇえ……ッ!」
丹念に揉み込まれはだらだらと涎を垂らした。確かには睾丸を弄られるのが弱い。知っている女はフェラチオの時などよく弄ってきたが、それでもこんなに感じることはなかった。
相手が高杉だからこうなってしまうのか? いや、そんなはずはない。
そんなはずは、とは自分に言い聞かせながらも喘ぐ。
目隠しが生理的に溢れた涙で濡れてきた。高杉は変わらず睾丸を揉み続ける。
「あぁあ、あッ高杉さんん、もッ、もお、やめてッ……くら、さ、ひッ……!」
ガクガクと痙攣し限界を訴える。 高杉が喉で笑いの背中に口付けた。