第13章 帝光祭〜クラスの出し物編〜
私がお店に出てから凄い勢いで売れたカレーは完売してしまったらしい……
今はカレーを食べ終わって少しまったりしているお客さんしかいない
バスケ部の皆は私がいる間、ずっと1テーブルを占領してたみたい
(“ゆかは俺たちが守る”とか言ってくれて嬉しかったけど、ただの文化祭だよ〜;;どんだけ過保護なの;;;)
そう思いながら私の顔は緩んでいた
そして私が皆の席へ戻ると
黄「何で俺が青峰っちとスタンプラリー回らなくちゃ行けないんスかーーっ」
青「仕方ねぇだろ、赤司がジャンケン勝っちまったんだからよー」
紫「負けちゃった〜。まあ、でも俺クラス戻んないといけないし〜」
緑「フンッ。くだらんな」
黒「緑間君も、ちゃっかりジャンケンに参加してたじゃないですか」
緑「黙れ、黒子‼︎‼︎‼︎」
『なになに〜、何の話〜?』
赤「友香、お疲れ様。友香はこれから俺とスタンプラリーを回るんだよ」
『えっ、そうなの⁉︎⁇』
桃「私はテツ君と回るんだよ〜///」
『てゆうかスタンプラリーって?』
黒「クイズ研がスタンプラリーを開催してるんです。ちなみに優勝賞品はレブロンジェームスモデルのバッシュです」
『征ちゃん、そのバッシュが欲しいんだ‼︎ じゃぁ、一緒に頑張ろうね‼︎』
全員(友香あの噂知らないんだな…)
赤「まあ、そういう訳ではないが…。頑張ろう、友香」
『テツ君達にも大輝達にも負けないよ‼︎』