第12章 私の居場所
私たち3人はひとしきり泣いて
『せ、征ちゃんごめんねっ‼︎ ふ、服が…』
赤「こんなもので友香が笑顔になってくれるなら、安いもんだよ」
『せ、征ちゃん……‼︎ また泣いちゃうよ〜……』
赤「ハハハッ、おいで」
『ぅわぁぁん』
と私はまた征ちゃんの胸に飛び込んだ
桃「あはは、きーちゃんヒドい顔〜‼︎ モデル台無しだね〜‼︎‼︎」
黄「桃っち、ヒドいっス〜‼︎」
青「さすがデルモ(笑)」
黒「黄瀬君のブサイクな顔、写真撮っときましょう」
黄「ちょ、黒子っち辞めて‼︎‼︎」
紫「はい、黒ちん〜」
黄「紫っち‼︎‼︎ 羽交い締めとか俺死んじゃうス‼︎」
黒「紫原君、ナイスです」パシャ
緑「お前たち、うるさいのだよ‼︎‼︎」
黒「緑間君が1番うるさいです」
緑「なっ‼︎‼︎ 黙れ黒子ォオ‼︎‼︎」
いつもと変わらない皆の様子を見ていたら、私の涙もいつ間にか止まっていた