第12章 私の居場所
お昼の時間、バスケ部の皆で屋上で集まってご飯を食べるのはもう日課だ
黄「あーーっ‼︎‼︎ ゆかっち、また紫っちの膝の上ッスか⁉︎⁇ 」
そう、胡座をかいているあっ君の足の上にチョコんと座っている私
最初は重いからダメと拒否してたんだけど、「はぁ〜?ゆかちん逆に軽すぎだし〜」と言って、無理矢理私をあっ君の上に座らせた
大輝も「てめェ、さっさと友香から離れろ」とかギャイギャイ言ってきたんだけど、いくら言われてもあっ君が離さなくて、さすがに諦めたみたい←
だから今ではあっ君の足の上は私の定位置になってる
緑「黄瀬、諦めるのだよ」
黒「そうです。初めは青峰君も文句を言っていましたが、紫原君に何を言おうと効果はありません」
青「そうだぞ、黄瀬ェ。」
『涼太の上に乗るとかファンの子に殺されちゃうよ…』
黄「ゆかっちは俺が死んでも守るっス‼︎‼︎」
黒「じゃぁ今すぐ死んでください←」
黄「黒子っち、ヒドッ‼︎‼︎」
赤「黄瀬、うるさい」
黄「赤司っちまで⁉︎⁇ も〜、皆ヒドいっス〜。ゆかっち慰めて〜」
と言いながらあっ君の上に座っている私に抱きついてくる涼太
ヨシヨシと私が涼太の頭を撫でてあげると
黄「やっぱゆかっちは優しいっス〜/////」
(一瞬耳と尻尾が見えた気がした…)
赤黒青紫緑(駄犬…)
紫「ちょっと黄瀬ちん重いからアッチ行ってよ〜。ゆかちんも黄瀬ちんに甘すぎだし〜」
桃「友香ちゃんはじゅうぶんムッ君にも甘いよ;;;」
赤黒黄青緑(間違いない)
こんな感じでかなり賑やかなお昼を送っている