第3章 黒と出逢う
それから私は黒子君といろんな話をしながら職員室へ向かった。
どうやら黒子君はバスケ部らしく、しかも帝光中はかなりの強豪校らしい。
『それなのにレギュラーって、黒子君凄いね!』
黒「いえ、僕もまだレギュラーになったばっかりなので。 他にも凄い人たちはたくさんいますよ。」
『そうなんだ』
黒「橙野さんは何部に入るんですか?」
『決めてないどころか…、入らないかも…』
黒「どうしてですか?」
『私、部活入ったことなくて… 前の学校でも帰宅部だったの……』
黒「そうなんですか…。橙野さんさえ良かったら、バスケ部に見学だけでも来てみてください。変な人もいますが楽しい部ですよ。」
『そうなんだ… うん、また行ってみるね』
黒子君と話しているうちに職員室に着いたようだ