第10章 黄と出逢う
第1体育館にて
黄瀬side
第1体育館に着くといきなりダンクかましてる青峰っちがいた
青「友香ー、何で黄瀬と一緒なんだー?」
『黄瀬君、今日から1軍なの』
青「へぇ〜、始めたばっかなのにすげーな‼︎」
(すげーのはアンタだろ;;; 何で中学生なのにダンクとかできんだよ;;;)
紫「あ、ゆかちん〜、どこいたの〜?探したんだよ〜」
そう言いながら同じクラスの紫原君は橙野さんに後ろから抱きついていた
『あっ君、重い〜;;; 黄瀬君を第2体育館まで迎えに行ってただけだよ』
青「紫原、友香から離れろ‼︎‼︎」
緑「友香が苦しんでいるのだよ」
紫「えぇ〜、嫌だし〜」
(ずいぶん可愛いがられてるんスね、この友香って子…)
紫原君は青峰っちとメガネの人によって、無理矢理引き剥がされていた
『大輝ー、テツ君知らない?』
青「知らねー」
『困ったなー、黄瀬君の教育係テツ君なのに…』
「教育係?」
『うん、黄瀬君は2年だけど途中入部だから1年と同じように雑務をさせろって、虹村先輩に言われてるの。だから教育係をつけることになったんだけど…』
「それが“テツ君”って人?」
黒「友香さん、呼びましたか?」
「うわあっっっ‼︎‼︎‼︎」
(こいつどっから現れたんスか⁉︎⁇)
『あ、テツ君‼︎ 彼が昨日話した黄瀬君』
黒「どうも、黒子テツヤです」
(こいつが俺の教育係…?)