第40章 全中開幕
そして全中1日目
監督「よく聞け。この試合だけは何があっても全力でやるんだ。大事な緒戦だ。万が一にも足をすくわれる訳にはいかん」
赤「分かりました。皆もいいな。行こうか」
全員「「うーす」」
そして帝光対平峰の試合が始まる
初めてかもしれない、キセキの世代と呼ばれる彼らが全力でプレーしたのは…
結果は198-8という前代未聞の点数差だった
『皆、お疲れ様…‼︎ 勝ったね、おめでとう‼︎』ニコ
黄「ゆかっちー‼︎ ありがとっスー‼︎ でも、ちょっと本気でやり過ぎちゃったスかね?」
紫「ねーー」
青「俺が負ける訳ねーだろ。お前はいらねー心配すんな」
緑「…フンッ」
赤「この調子で次も行こう」
『…………。』
監督(想像以上に強すぎる…‼︎ しかも去年はあった全国の舞台での負けられないという重圧、それすらも無くなってしまった。もはや彼らの圧倒的才能はプレッシャーすら踏み潰すだけなのか…。こんな恐ろしいチームに…監督など必要あるのか…?)