第37章 もう1人の赤
緑「なっ……」
黄「そんな… こんなことって……」
ドガッ
あっ君は4本連続で征ちゃんを止め、シュートを決めた
部員「また止めたーっ‼︎ そんな…嘘だろ⁉︎ 完全に紫原が圧倒してる…‼︎ 今ので4-0… 赤司が追い詰められた⁉︎」
黄(高さとパワーは及ばなくても赤司っちなら速さと正確さで勝負できる……そう思っていたのに、まさかここまで一方的になるなんて…‼︎)
緑(信じられん…‼︎ だがそれ以上に…赤司は今まであらゆる勝負で勝ってきた。練習中でさえ、そうすべき時以外負けた姿は見た事がない。…だがこのままでは初めて赤司が負ける……‼︎)
紫「……なーんだ、もっと苦戦するかと思ったけど…こんなもん? 正直ちょっと… とゆうかかなりガッカリかも〜。やっぱこの程度の人の言うこと聞くのは無理かな〜」
赤「………‼︎‼︎」
紫「……まーいっか、もうどうでも〜。次決めたら俺の勝ちだね。約束通りこれからは俺の好きなようにするし、ゆかちんは俺のだから〜」
『あっ君………‼︎』
(何でそんなこと………)