第28章 Valentine Day
≡≡≡回想≡≡≡
お昼休み、私はあの人のもとへ向かった
(うぅ〜、やっぱ3年生の階1人で来るんじゃなかったあ;; すっごく見られてるよ;;)
私はこんなことを思いながらも修ちゃんのクラスを目指した
廊下では
3年男子A「なあなあ、あの子可愛くね⁉︎」
3年男子B「うっわ、まじやべぇな‼︎‼︎」
こんな話をしている男子が数名いたのだが、友香は自分のことだと思っていない←
そして虹村のクラスへ着いた
『あの…、虹村先輩いますか…?』
クラスの男子「っ/// ちょっと待ってな‼︎ ………オーイ、虹村〜‼︎ すっげー可愛い子がお前呼んでんぞーっ‼︎‼︎」
虹「あ?」
『虹村先輩っ‼︎‼︎』
虹「お前かよっ‼︎ 何か用か⁉︎」
(何でわざわざ3年の教室まで来てんだ?)
『あの…コレ…良かったら受け取ってください‼︎』
虹「っっ‼︎‼︎‼︎‼︎」
(バレンタインチョコ…か? 何で俺に///)
『か、感謝の気持ちですっ‼︎‼︎‼︎』
虹「…………。」
(何だ、そーゆーことか……;;)
(先輩ずっと黙ってる……)
『やっぱり先輩もたくさんもらってますよね……? もういらなかったかな…』シュン
虹「んな訳ねーだろっ‼︎ コレは貰っとく‼︎‼︎」
『良かったぁ〜‼︎‼︎』ニコ
虹「…//// 彼奴らには渡したのか?」
『彼奴ら?』
虹「バスケ部の連中だよ‼︎ 赤司とか…」
『えっ…作ってきてませんよ? さつきとクラスの女の子たちにはあげましたけど…』
虹「っ‼︎‼︎ そうか…」
(俺もまだまだ小っせーな… こんなことで喜んじまう)
『はい。じゃあ先輩、ではまた…』
虹「あぁ、またな。サンキュ」
『はいっ‼︎‼︎‼︎』
と言って私は修ちゃんのクラスを後にした