第5章 クラス
黒子side
僕はかなり驚きました
昨日先生の話をまともに聞いていなかった僕は、転校生がくるという話を知らなかったので…
(男子の皆さんの喜び方が半端じゃないですね…;;; まあ、僕もその1人ですが)
担任「ちょっと落ち着け、お前ら! 静かにしろーーっ‼︎ あ、え〜っと、橙野の席は黒子の隣だな。黒子ーっ、手挙げてくれーっ。」
(しかも橙野さんの隣になれるなんて…‼︎ 占いは信じてませんが、おは朝で今日水瓶座が1位でした← 恐るべし、おは朝…←)
僕は手を挙げたのですが、誰にも気付いてもらえません
この人以外は
『黒子君⁉︎ 良かったぁ〜、昨日黒子君と同じクラスになれたら良いなって思ってたんだぁ‼︎ これからよろしくね♪』
こんな可愛いことを言いながら彼女は僕の隣の席まできてくれました
「僕も友香さんと同じクラスになれて嬉しいです。これからよろしくお願いします。」
そして確信しました
彼女に僕は見えているんだと