第19章 全中地区予選 vs悪童
花宮真のことがあってからすぐ、私は征ちゃんに部活終わりにミーティングルームで残っているよう言われた
『征ちゃん、どうしたの…?』
赤「友香、本当に花宮に何もされていないのかい?」
『ぅ、うん……』
赤「友香は嘘が下手だね…」
『嘘じゃな』
ダンッ
私は征ちゃんに壁へ追い込まれた
所謂“壁ドン”ってやつだ←
そして私の耳元で囁く
赤「嘘をつく子にはお仕置きだよ…?」
『っ///// 言う、言うからぁ〜//// 耳元で喋らないでぇっ////』
赤「クスッ。それで何をされたの?」
『んっ//// 首筋をちょっと舐められた…だけ……////』
赤「そう……。それじゃぁ俺が消毒しなくちゃいけないね……」
そう言って征ちゃんは私の首元に頭を埋め、自らの舌を私の首筋に這わしていく
ときどき跡がつかない程度に吸いながら…
チュ………ペロ………
『ん/// ぁ、やぁ/// 征ちゃ……やめ……て///』
赤「クスッ。友香、可愛い」
やっと辞めてくれた征ちゃんを睨みながら
『〜〜っもう、征ちゃんヒドいよっ///』
赤「そんな可愛い顔で怒っても、何も怖くないよ?友香。それに2人のときは征十郎だろう?」
『っ/// 征十郎なんてもう知らないっ///』
私は走ってミーティングルームを出て行った
友香がいなくなった後、赤司の左目は少し色が変化していた
赤(あぁ、本当に友香は可愛い…… 早く僕のモノに……)