第18章 虹村主将
虹村side
最近俺は青峰達によく抜かれるようになってきた
部員A「ナイッシュー青峰‼︎」
青「よっしゃぁ‼︎‼︎‼︎」
部員B「やられたな」
「うっせ」
部員B「けど青峰だけじゃない、他の奴らも2年になって一段と凄みが増した感じだ」
部員C「去年の全中で優勝した時、月バスの見出しでそう呼ばれるようになって、いつの間にか定着しちまったけどピッタリだと思うぜ。“キセキの世代”」
部員B「あぁ、本物の天才だよアイツらは」
「……………。」
それから少ししてコーチは俺たちバスケ部員にこう告げた
コーチ「今までスタメンは現2•3年をローテーションで使ってきたが、今後は赤司達現2年生を中心に使っていく。以上だ。解散」
部員B「虹村……」
「あぁ……。分かってたこった。驚きゃしねぇよ。アイツらが入ってきた日から遅かれ早かれこうなることは覚悟してた。その日が今日だっただけの話さ」
部員B「…………。」
「そんで、この先どうすべきなのかもな……」
俺はコーチの元を訪ねた
コーチ「話はなんだ?」
「…………。考えたんですがやはりこうした方が良いと思いました。部にとっても俺にとっても」
コーチ「…………。」
「赤司征十郎を主将にして下さい」