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Swear to you...

第3章 red sickle


私とセバスチャンはマダム・レッドから逃げるように坊っちゃんの後ろに立った

シ「はぁ…ここからが本題だが…数日前、ホワイトチャペルで娼婦の殺人事件があった」

マ「何日か前から新聞で騒いでるヤツよね?知ってるわ。だけど…“あんた”が動くってことは何かあるんでしょう」

シ「そうだ。ただの殺人ではない」

『猟奇的…最早異常と言っていいですね…あれは…』

シ「それが“彼女”の悩みのタネというわけだ」

マ「どういうこと?」

セ「被害者の娼婦メアリ・アン・ニコルズは、何か特殊な刃物で原形も留めない程滅茶苦茶に切り裂かれていたそうです」

シ「シティヤードや娼婦達は犯人をこう呼んでいるそうだ…






“ジャック・ザ・リッパー”

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