【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?番外編やNGなど
第3章 黄瀬くん誕生日特別小説
涼太の腹辺りにボフッと抱きついてみる(ノリのため恥ずかしさなんて皆無)
ちなみに涼太は顔を真っ赤にしてアワアワしている
そんな不満とかちょっと…おい
「ああああああ、も、名字っち!」
『気にしないで、ノリだから』
なんだが照れている涼太を見ていると恥ずかしくなってきて、そっと涼太の腹に回している腕を解く
その瞬間涼太はどこか慌てながらもあたしの腕を取って、再び腰へと回された
ふと顔をあげると、顔を真っ赤にした涼太と目が合った
『あ、の』
「もう少し、このままで居させてほしいッス」
そう言って涼太はあたしの後頭部へと腕を回し、胸板にあたしの顔を押し付けさせた
その胸板が思ったより固くて、なんとなく男子なんだなー。と実感した
「名字っちも…」
『ん?』
「名字も、俺のことワンコとしてじゃなくて…男として見てほしいッス」
『…確かに涼太に文句言えないかもね』
その日、涼太のワンコ扱いを少しでも改めようかなーと考え直した
後日談
・涼太へのワンコ扱いは変わらなかった