第10章 ジャーファルの「説教・・・。」
セリシアSIDE
「これでこの話は終わりです!・・・あとはピスティに聞いてください。・・・絶対教えてもらってください。」
まるで、もう一度こんなことがあってはたまらないとでも言うかのように、特に後半をものすごいきりっとした表情で言う。
「・・・わかりましたけど、説教も終わりでいいですか??」
「ええ、もちろん。」
やった!!
よくわかんないけど、いいや!
「ジャーファル、森に行ってきてもいい??」
なんか、身体を動かしたかった。
魔法もいいけど、今は運動したい!
「別にかまいませんが・・・。遅くならないようにしてくださいね?」
「はーいっ!」
部屋を出て、走って森へ向かう。
森で走ったり、木登りしたり。
あ、剣を使うのもいいね?
せっかくだし、誰か誘おうかな?
・・・ピス姉に聞きに行くのはあとでもいいよね。
最後はぐらかされたのは少し気になるけれど・・・。
ピス姉に聞いたところで、男性がどう思ってるかなんてわかんないよねー・・・。
「・・・とりあえず遊ぼう!」
悩むのも聞くのも全部後にしよう!!