第9章 ピスティの「大人への教室」??
セリシアside
「おはようございます!」
昨日のデート(仕事)の後は普通に過ごして朝。
…まあ、いつもよりは早く寝たけど。
まあそれはどうでもいいか。
「おはようー。」
眠そうなヤム姉。
朝苦手って言ってるしね。
「おはよー!」
ピス姉はいたって普通…でもないか?
すごい笑顔が怖い。
なんか、企んでる…?
「昨日はデートしたんだって?」
「!」
よく知ってるなあ!!
ピス姉情報収集早いもんなー。
「えー、では今から朝議を始めます…。」
ジャーファルの声で朝議が始まる。
今日は昨日の仕事の報告も兼ねて、私も久しぶりに朝議に出席。
まあだからといって起きる時間が変わるわけでもないけどね。
「最初に昨日の調査の報告から---」
ま、大方ジャーファルが報告するけど。
私は一応いるだけ。
報告に誤りがないか、つけたしはあるか。
それだけなんだよね、今回は。
でも、ジャーファルが間違えるとかないと思うけどな。